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臆病者のための億万長者入門
日本版金持ち父さん 橘 玲さんの本。
本場 金持ち父さんは ハワイの人、アメリカのお話。
それを日本版に修正した感じのお話が多い。
お金の勉強を一緒にしませんか?
● おすすめ度 ★★★★★
● 熱中度 ★★★★☆
● ためになる ★★★★★
おススメするポイント
●お金の勉強になる
お金との付き合い方をうまくなりたいならば、勉強するしかない。
読んでみると、いろんなことを気付かされる。
●お金を貯めるだけの話で終わらない
多くのお金に関する本は、「貯める」ことで終わる。
が、銀行の利息がスズメの涙の日本では、現実的ではない。
どうしても、「投資」のスキル、考え方が必要なことは明らか。
その「投資」の部分まで切り込んだ本書は評価に値する。
●多岐に渡る けど深すぎない
お金にまつわるお話ですが、年金や持ち家など様々なお話が出てくる。
それでも、深くなりすぎず、かといって説明不足になっていない。
その辺のさじ加減はお見事。本を書き慣れているなぁという印象。
まとめ
世界的ベストセラー 「金持ち父さん 貧乏父さん」
世界中に「お金」ブーム(?)に火をつけた一冊。
筆者ロバートさんの若いころ、成功に導いてくれた先生 「金持ち父さん」
その教えを分かりやすく紹介した本でした。
貴重な教え、時代を経ても色あせない教えが多い、「金持ち父さん」。
一つ、問題があるとすればアメリカのお話だということ。
この点に関しては、ロバートさんも再三、国が違うと経済状況も法律も違うので
気を付けて と述べておられる。実際読んでみると、日本に合わない点もしばしば。
そこで、日本の金持ち父さん ともいわれる 橘 玲さんの本の登場です。
そのアメリカと日本の差を軌道修正してくれるというわけです。
(日本版金持ち父さんの橘さんはどう考えているか?)
(お金の勉強の復習に忘れたところを振り返る)
そんな意図をもって読み始めた本書でしたが、
「金持ち父さんの教えを日本版にアレンジしていただきありがたい」
という結論になりました。
1. 人生設計、投資プランを考えるきっかけになる
2. 日本に合わせた実践的な内容になっている
3. 再読しやすい新書
1. 人生設計、投資プランを考えるきっかけになる
まずはこれ。普段、忙しい毎日を過ごすとどうしても後回しになりがち。
こういう本を読んで、機会を作りお金のことをしっかり考えることが大事。
2. 日本に合わせた実践的な内容になっている
日本版としては、人口減少 や 年金問題 などの問題がある。
そういった日本固有の問題を意識しながら、考える必要がある。
「金持ち父さん」シリーズは確かに名著だが、アメリカの話という点を
割引く必要がある。
「金持ち父さん」では不動産投資を勧めているが、本書でもあるように、
日本では今から参入するには、不動産投資は慎重になったほうがいいのは賛成。
その理由は、本書を読んであなた自身が考えてみてください。
3. 再読しやすい新書
新書なので分量は少なめ。よって定期的に読み直すには最適。
名著でもあまりに分厚いと再読するのに覚悟が要りますからね。
★ ★ ★ ★ ★ ★
将来のお金のことって考えるのが億劫なものです。
でも、結局考えておかないと困るのは自分なのは事実。
その事実に目を背けず、しっかり将来のお金のこと、考えておきたいところです。

お金のことは自分で考えるしかない!
Posted by かぶかぶ at
◆2016年06月07日08:58
│投資
ピーター・リンチの株で勝つ―アマの知恵でプロを出し抜け
ピーター・リンチ
株式投資の世界では、世界的に有名な投資家。
あの 伝説の投資家 「ウォーレン・バフェット」 と肩を並べる人だ。
そんなリンチさんが、自身が引退後に書いた本が本作。
偉大な投資家のその投資法とは?
[読みやすい]
投資関係の本としてはめずらしい。
豊富な事例(おそらく自身の経験)を出してくれるので理解しやすい。
これだけ著名な投資家にもかかわらず、失敗した投資も
紹介してくれます。
[誰でも実践可能な・・]
テーマとして 「アマチュアがプロの投資家に勝てるんだ」 としている。
詳細は読んでいただくとして、アマチュアでも勝てる いや、
アマチュアだから勝てる方法を提示しています。
その方法は、アマチュアが実践するものですから、当然難しくない。
[費用対効果]
世界的な投資家の投資哲学を学べる という観点からも
新品で買ってもおつりがくる本。
私自身、何度も読んでいる点、極めて有用なアドバイスがある点
を考えても、買ってよかったなぁと思います。
まとめ
スタイルにもよるだろうが、長期投資家のバイブル的な本である。
結論としては、「バフェットのやり方に似てるなぁ」というものです。
おススメするのは以下3点。
・ ところどころに珠玉のアドバイスがいっぱい
・ 考え方はバフェットとよく似ている
・ 決して難しいことを言っていないこと
・ ところどころに珠玉のアドバイスがいっぱい
リンチさんの明るい人柄が文章ににじみ出ている。
明るい軽快な文章の中に、投資家として肝に銘じなければならない
大事なアドバイスがあるのでお見逃しなく。
・ 考え方はバフェットとよく似ている
表現は異なるが、バフェット流の投資哲学によく似ている。
市場は予測不可能である、株は会社の所有権の一部だ・・・ などなど
繰り返し読んで腹に落とし込みたい言葉の数々。
・ 決して難しいことを言っていないこと
難しい公式などは一切でてこない。投資スタイルからすると極めてシンプルだ。
投資家ならご存知かもしてないが、オプションや空売りはやっていないそうだ。
王道中の王道の投資スタイルだが、奇をてらわずにいてもここまで勝てるいい見本だ。
初版からはだいぶ時間の経っている本ではあるが、
その内容は、まさに時の試練に打ち勝ったものだと言える。
よく投資関連の本で、多く方がおススメとして挙げている本作。
多くの方に読んでいただければなぁと思います。
● おすすめ度 ★★★★★
● 熱中度 ★★★☆☆
● ためになる ★☆★★★

ピーターリンチ流 株を買う前チェックリストも参考になります
Posted by かぶかぶ at
◆2016年03月04日08:54
│投資
ファスト&スロー (上)
人は意思決定するとき、どんな思考をするのだろう?
そんな疑問に答えるのが本書だ。
経済学で注目されている 「行動経済学」
ノーベル賞も取得した その第一人者 ダニエル・カーネマンさんが、
従来は、学者が読むような専門書しか書いていなかったが、
一般の読者に分かりやすく書いた一冊になっています。
[極めて重要な本]
他本を読んでいると、本書からの引用をよく見る。
内容の重要性からも、歴史的名著だと思います。
[分かりやすい]
一般の読者でも分かりやすい工夫、具体例が豊富。
システム1、システム2 といった例えは秀逸。
[経営者だけでなく]
銘柄を選択するなど、常に意思決定を強いられる 「株式投資家」 は必読。
人間の意思決定のメカニズムを科学的に説明しているので、
勝率が上がるのは間違いなし?
まとめ
本書は、歴史的名著であると断言できる。
重大な決断を日々行っている 「経営者」
銘柄選択、株の売り時や買い時を思考する 「株式投資家」
といった、日々 「考える」 仕事をする方にはおススメしたい。
内容は、読んでいただくとして、
なぜ人は、意思決定の際に間違いを犯すのか?
人は物事を決定する時に、頭の中ではどんなメカニズムなのか?
このあたりの疑問がサクッと解決される。
脳が錯覚を起こすパターンがズラリと並び、何度か読み返しておきたい。
なんらかの意思決定の精度が上がるのは間違いない。
下巻も引き続き読んでいきます。
ちなみに、私は今回3回目を読んだわけですが、
最初に読んだとき、大きな衝撃を受けた数少ない本の一冊です。
ちなみに、有名な本ですので、ネット検索すれば 「まとめサイト」はあります。
が、出来れば実際に手に取り、自分の目で読まれた方が、
学ぶことが多いと思いますよ。
● おすすめ度 ★★★★★
● 熱中度 ★★★☆☆
● ためになる ★★★★★

こうやって人は意思決定しているのか!
Posted by かぶかぶ at
◆2016年01月22日09:24
│投資
図解 使えるミクロ経済学
図をたくさん使って、経済学を体系的に学ぶ一冊。
カラーだからとっつきやすい。
[分かりやすい図解がよい]
見開き1ページで、右側のページ丸々図解です。
よって、図解が多く文章だけでは分かりにくい箇所も分かりやすい工夫が
されていることが本書の一番いいところだと思います。
[見た目より内容は・・・]
オレンジ色のカバー、豊富な図解 などなど・・・
見た目は 「初心者中の初心者対象」 のように見えるが、
読んでみると意外に骨太。経済学の教科書を読みやすくしたような内容。
見た目以上に得るものが多い一冊です。
いわゆる 「古典経済学」 から始まり、「ゲーム理論」「行動経済学」など多岐に渡る。
読みごたえはあります。
[難しいところもある]
見た目にダマされてはいけない。内容は結構ハードで、腰を落として読む必要がある。
また、図解があってもよく分からないところもありました。
まとめ
多少難しいところもありますが、経済学の入門としておススメ。
経済学は、多くの知識人が ビジネスマンに 「必須」 だと位置づける学問。
ただ、どこから手を付けたらいいか分からないというのが本音。
池上彰さんの経済学の本なども読みやすく理解しやすいのでおススメですが、
経済学を体系的に見ていきたい、学びたいかたには本書をおススメ。
読んでみて、できれば手元に置いておいて、時期をおいたり、
日ごろ、ニュースなど読んでよく分からないときに参考にしたいなぁと思える一冊。
若い人も、こういった本を若い時から読んで学んでおくと後々ビジネスで効いてくる
と思います。
本書は 「ミクロ経済」 ですが、姉妹書として 「マクロ経済」 もあります。
読んでみたいと思います。
● おすすめ度 ★★★★☆
● 熱中度 ★★★☆☆
● ためになる ★★★★★

経済学は奥深い・・・
Posted by かぶかぶ at
◆2016年01月12日10:22
│投資
金持ち父さんの若くして豊かに引退する方法
● まとめ
再読しました。やはり素晴らしい本だ。
私には、現実の生活において、残念ながら「金持ち父さん」のような
大金持ちになるためのメンター(師匠)はいません。
よって12月くらいに毎年最低一冊は「金持ち父さんシリーズ」を読んで、
・ 金持ち父さんの名言と教えのシャワーを浴びること
・ お金持ちになるための道の軌道修正を年一回行う
を自分に課して、教えを乞うようにしている。
ということで、今年は本作を読みました。
繰り返しになりますが、本作は「レバレッジ(てこ)のお話」だ。
金持ちになるためには、その人がやっていることや投資対象などの研究では、
金持ちになれない。もっと大事なこと、それは頭の中だ。
大金持ちになった人は、どんなことを考え、日々どんなことに注意しているか、
そんな疑問に答えてくれるのが本書だ。
本書 第一章「頭のレバレッジ」は本当に大事な話だと思います。
金持ちになりたい方は、必読だ。
筆者ロバートさんも、かつて「金持ち父さん」と定期的に面談をしたらしいので、
私もこの時期、寒くなってくると
(さて、そろそろ、金持ち父さんに会いに行くか)
なんて思いながら、「金持ち父さんシリーズ」を手に取ります。
投資で一番大切な20の教え―賢い投資家になるための隠れた常識
[ウォーレンバフェット推奨の本]
[大事な教えが満載]
[繰り返し読んで勝てる投資家に]
● あらまし
オークツリー・キャピタル・マネジメント 運用金額が6.2兆円 と世界最大規模
投資会社であり、「リーマンショックで最も稼いだ会社」として有名だ。
その オークツリーの会長にして創業者が ハワード・マークスさんだ。
世界一の投資家 ウォーレンバフェットも彼を一目置くという 偉大な投資家だ。
そんな ハワードさんが顧客向けに書いてきたのが、「顧客向けレター」
長年にわたり、書かれてきたその手紙は、投資における貴重な教えの宝庫だ。
そんな貴重な教えを 20にまとめ 再編集したのが本書。
長年の経験、深い知識に裏打ちされた 偉大な投資家が何を考え、
大事なこととして挙げているのは何か?
バフェット推奨本の一冊
じっくり味わってみては?
● ここがおススメ
1. 極めて大事な教えがコンパクトに
2. 読み応え十分
3. 株式投資の経験者には、極めて有用な教え
● よくないところ
1. 難しいところもある
2. 腰を据えて読まないと・・・
サラサラ読む本ではない
● こんな方におススメ
1. 株式投資家
2. バリュー投資家
● 図書館で借りる?買う?
買う。極めて有用な投資本。買うべき。
● まとめ
世界一の投資家 ウォーレン・バフェットが本作を気に入り、
株主総会で大量に配ったというエピソードのある本作。
私も、多くの投資本を読んできたが、本作は、歴史に残る投資本 だと感じる。
バフェットが絶賛したというが、それもうなづける一冊だ。
具体的な投資戦略の話というものではない。株式投資に対する考え方や心構えといったところ。
偉大な投資家がどんなことを考え、日々投資をしているかが分かるだけでもおつりがくる。
本作は、特にリスクについて多くのページを割いているが、それだけ投資には大事な項目であり、
偉大な投資家たちが、リスクをいかに大事に考えているかよく分かる。
繰り返し繰り返し読んで、腹に落とし込みたい一冊。
ただ、株式投資初心者には難しい内容だと思われる。
よく意味が分からないまま、読み進めて分かる範囲で理解するか、
ある程度、株式投資の経験をしてから読み込んでいくかはどちらがいいのだろう?
私自身は、前者でこの本を読みました。買った当時はほとんど意味が分からなかった。
が、今はある程度分かるようになってきました。奥の深い一冊だなぁと感じます。
本書の「はじめに」 であるように
「今まで、聞いたことないような考え方だ、と言ってもらえたら本書は成功だ」
とありますが、私も最初読んだときは、そう感じました。
はじめて読む方もそんな風に思う方が多いはず。
● おすすめ度 ★★★★★
● 熱中度 ★★★☆☆
● ためになる ★★★★★

ここのところ、株価は軟調ですねぇ・・
経済が世界一シンプルにつかめる本
[ホントに分かりやすい経済の本]
[読みやすいカラー]
[いろんな国のことが分かる]
● あらまし
「経済」
ビジネスマンなら 知ってないといけないけど よく分からない
ってことありませんか?
あるいは、お子さんから
「リーマンショックってなぜ起きたの?」
「サブプライム問題ってなに?」
って聞かれて 返答に困ったことありませんか?
そんな、知ってて当たり前 だけど
よく知らない経済をやさしく噛み砕いたのが本書だ。
「経済」 をよく知らない方も、知っている方も新たな発見があります。
読みやすく理解しやすい工夫もあります。
● ここがおススメ
1. ホントに分かりやすい、読みやすい
文章がやわらかい?スラスラ読めます。
2. 基本的なことからしっかりと
中学生くらいでも理解できる?
3. 世界経済をこれから担う 国々が分かりやすく説明
ブラジルとかインドとか こんなにすごいんだと分かります
● よくないところ
1. 基本的なことに終始
紙面の都合で、やむ得ない
● こんな方におススメ
1. 経済 を1から勉強したい方
2. 株式投資家
3. 経済 を勉強しはじめた若い方
● 図書館で借りる?買う?
借りる。読んでみて肌に合えば買う。
● まとめ
経済の勉強をするために読んでみました。
非常に難しいことを これでもかっ!
というほど分かりやすくした内容。
個人的には、池上彰さんの「やさしい経済学」 を読んでいたので、
ノリとしては同じ。 「経済 を分かりやすく説明しました」本。
当然ながら、池上さんの本とは扱う内容が異なる所が多く、
知らないことばかりでホントに勉強になりました。
本書は、カラーも多く視覚的にも見やすい工夫、
講義のような 話し言葉 による噛み砕いた説明
など経済 って聞いただけで逃げ出しそうな人にもしっかりした配慮がされている。
見た目は分厚いが、読んでみるとあっという間。一読してみてはいかがでしょう?
● おすすめ度 ★★★★★
● 熱中度 ★★★☆☆
● ためになる ★★★★★

世界中 経済でつながっているんだなぁ
Posted by かぶかぶ at
◆2015年09月24日09:35
│投資
敗者のゲーム
[投資本の歴史的名著]
[敗者のゲームとはいったいどういう意味?]
[勝てる投資家になるための一冊]
● あらまし
投資の世界では、
「これは絶対に読んでおくべき本」
というのがいくつか存在します。
本作は、投資家が読むべき本としていろんなところで名前が挙がる歴史的名著だ。
本作は、改訂6版ということで、6回の改訂がなされたという歴史をもつ。
これだけ改訂しても、「売れる」本であるだからだ。
タイトル 「敗者のゲーム」 とは、いったいどういう意味なのか?
勝てる投資家になるための、読むべき本です。ご一読を!
● ここがおススメ
1. 極めて有用なアドバイス
2. 投資を煽らないのはいい
3. 比較的読みやすい
● よくないところ
1. 難しいところがある
2. 株式投資経験がないと腹に落ちてこないかも?
3. 主張の繰り返しである?
それだけ大事なことという裏返しである
● こんな方におススメ
1. 勝てる投資家を目指す方
2. 自分の株式投資の手法に疑問がある方
3. インデックス投資に魅力を感じる方
● 図書館で借りる?買う?
借りる。肌に合えば買うのはどうでしょうか?
● まとめ
「インデックスファンド」 とか 「ドル・コスト平均法」
という言葉でピンとこない方は、本書は少し読むのが難しいかもしれません。
本書は元々 プロの株式投資家に向けて書かれたものが改訂を経て、
一般の投資家にも読みやすいようになったという経緯があるからだ。
いろんな話、いろんなデータを持ち出して論じているが、結論は同じところに落ち着く。
繰り返し繰り返し結論を述べているのが特徴だ。
逆に言えば、あらゆる角度や視点から見ても、筆者の結論はスキがない。
その繰り返し論じられる結論については、本書を読んで確かめてみてください。
極めて有効なアドバイスであることは間違いなく、
世界一の投資家 ウォーレン・バフェットも推奨しているほどだ。
● おすすめ度 ★★★★★
● 熱中度 ★★★☆☆
● ためになる ★★★★★

勝てる投資家になりましょう
Posted by かぶかぶ at
◆2015年09月11日08:59
│投資
完全読解 伝説の投資家バフェットの教え
[伝説の投資家を完全解剖]
[珠玉の名言が満載]
[バフェットファンに贈る一冊]
● あらまし
キャロル・ルーミスさん
この名前を聞いて、ピンときた方はバフェットファンです。
世界的な株式投資家 ウォレーン・バフェット の数十年来の友人にして、
有名な 「バフェットからの手紙」(バフェットの会社の年次報告書) のボランティアで編集を
任されている人物だ。
無名時代のバフェットをジャーナリストとして近くでずっと見てきた人物の一人でもある。
一流のジャーナリストとして、バフェットの友人として様々な読み物を集めたのが、本書だ。
完全読解 と銘打つように、バフェットのすべてが分かる一冊。
本を一切書いていないバフェットの貴重なバフェットによる文章、
友人であるビル・ゲイツとの公開討論会のインタビューの全記録などなど
バフェットファンにはたまらない一冊だ。
● ここがおススメ
1. 貴重な教えが満載
2. バフェットのことを書いた新聞記事など客観的な文章も掲載
3. 読み物が豊富
● よくないところ
1. 分量が多い
とにかく分量が多い。活字中毒の方はうれしいが・・
2. 一定の株式投資の勉強をしていないと・・
読んでも意味が分からないかも。
● こんな方におススメ
1. バフェットファン
2. 株式投資家
3. 大金持ちになりたい方
● 図書館で借りる?買う?
買う。バフェットの教えが満載。
買って繰り返し読んで、バフェットの考え方を自分に取り込もう。
● まとめ
内容の質、量ともに素晴らしいものである。
一定の投資経験と知識を要求されるのは間違いない。
いわゆる バフェット本 であるが、内容は多岐に渡る。
新聞記事、バフェットの手紙、講演会を文章に起こしたものなど・・
ただ、本書の最大の魅力は、アメリカのワシントン大学で行われた討論会
バフェットとビル・ゲイツ 2人による公開討論会の内容だ。
当時、世界第1位の大富豪と世界第2位の大富豪が、
学生からの質問 「お金持ちになるにはどうすればいいのか?」を答えてくれます。
1代にして、世界1,2位の大金持ちになった二人がどんな答えをするかは、
読んでからのお楽しみ。この部分だけ読んでも、本書は本代のおつりがくるだろう。
その他、バフェット自身の言葉による 投資哲学なども随所に掲載されているので、
しっかり読み込んでいきたい一冊だ。
● おすすめ度 ★★★★★
● 熱中度 ★★★☆☆
● た
めになる ★★★★★

投資っておもしろいですね
テンプルトン卿の流儀
[株で勝つにはこの一冊]
[偉大な投資家の手法はどんなもの?]
[時の試練を乗り越えた歴史的名著]
● あらまし
「バーゲンハンター」 商品を安く買って高く売る手法を使う人のこと。
株の世界において 「最強のバーゲンハンター」 といわれ、
大もうけした人物がいる。
ジョン・テンプルトン卿
株をやる人にとって 有名な世界的投資家
ウォーレン・バフェット ピーター・リンチ などと肩を並べる人といったら この人 テンプルトン卿だ。
そのテンプルトン卿の株式投資方法を詳しく解説したのが本書だ。
偉大な投資家 ジョン・テンプルトン卿の株式投資方法を紹介しているのは今のところ本書しかない。
長期投資 バリュー投資 に興味がある方、勉強したい方は必読
● ここがおススメ
1. 株式投資本なのに読みやすい、分かりやすい
小難しくなりがちの「投資」 でも分かりやすい
2. おもしろい
サクサク読めてしまうのは、投資本では珍しい
3. 今日から使える手法や教えが満載
● よくないところ
1. 早く金持ちになりたい方は・・・
長期投資なので参考にはなりません。
2. ある程度の株式投資の経験が必要
● こんな方におススメ
1. しっかりとした株式投資を学びたい方
2. 今の株式投資手法に疑問がある方
3. 読みやすい 「投資本」 をお探しの方
● 図書館で借りる?買う?
買う。買って繰り返し読むべき本。
サラッと読むだけではもったいない。子供に残したい本
● まとめ
全体の印象としては、以下3点
1. 手法は難しいものではない。むしろ簡単なもの
2. 度胸がいる メンタル面の強さを求められる
3. 株式投資本としては、読みやすさや分かりやすさはピカイチ
1. 手法は難しいものではない。むしろ簡単なもの
詳細は読んでからのお楽しみ。ある程度の株式投資の経験があれば、
十分理解できる内容。株式投資ってこんなに簡単な方法で勝てるんだというよい見本だ。
バフェットもリンチも、小難しいギリシャ文字が出てくる公式など
を使って株式投資の判断していませんもんね。
2. すごく度胸がいる メンタル面の強さを求められる
手法は難しいものではない。が、難しいのは行動する度胸の方。
こちらはそう簡単にマネできないものだ。
100人中99人が「売り」に走っているときに、大きく「買う」
その度胸があなたにはあるか?
著名投資家に共通する メンタルの強さもテンプルトンの手法では要求される。
3. 株式投資本としては、読みやすさや分かりやすさはピカイチ
個人的には、これが一番驚いた。読みやすい分かりやすい上に、面白いときた。
バフェットさんも指摘しているように 株で勝つには
「自分のアタマでしっかり考えることが大事」
という言葉が読んでいて何度もよぎりました。
歴史的名著にして、株式投資家必読の本書。
長期投資 や バリュー投資 に興味がある方は得るものが多い本となります。
● おすすめ度 ★★★★★
● 熱中度 ★★★☆☆
● ためになる ★★★★★

テンプルトン卿は 人一倍努力の法則が大事とのことです
詳細は本書を読んでみてください。
Posted by かぶかぶ at
◆2015年07月27日09:13
│投資