図解 使えるミクロ経済学
図をたくさん使って、経済学を体系的に学ぶ一冊。
カラーだからとっつきやすい。
[分かりやすい図解がよい]
見開き1ページで、右側のページ丸々図解です。
よって、図解が多く文章だけでは分かりにくい箇所も分かりやすい工夫が
されていることが本書の一番いいところだと思います。
[見た目より内容は・・・]
オレンジ色のカバー、豊富な図解 などなど・・・
見た目は 「初心者中の初心者対象」 のように見えるが、
読んでみると意外に骨太。経済学の教科書を読みやすくしたような内容。
見た目以上に得るものが多い一冊です。
いわゆる 「古典経済学」 から始まり、「ゲーム理論」「行動経済学」など多岐に渡る。
読みごたえはあります。
[難しいところもある]
見た目にダマされてはいけない。内容は結構ハードで、腰を落として読む必要がある。
また、図解があってもよく分からないところもありました。
まとめ
多少難しいところもありますが、経済学の入門としておススメ。
経済学は、多くの知識人が ビジネスマンに 「必須」 だと位置づける学問。
ただ、どこから手を付けたらいいか分からないというのが本音。
池上彰さんの経済学の本なども読みやすく理解しやすいのでおススメですが、
経済学を体系的に見ていきたい、学びたいかたには本書をおススメ。
読んでみて、できれば手元に置いておいて、時期をおいたり、
日ごろ、ニュースなど読んでよく分からないときに参考にしたいなぁと思える一冊。
若い人も、こういった本を若い時から読んで学んでおくと後々ビジネスで効いてくる
と思います。
本書は 「ミクロ経済」 ですが、姉妹書として 「マクロ経済」 もあります。
読んでみたいと思います。
● おすすめ度 ★★★★☆
● 熱中度 ★★★☆☆
● ためになる ★★★★★

経済学は奥深い・・・